自炊を継続するためにも、お気に入りのアイテムを買ってみるのも良いもよ！
今回は自炊の食費削減効果と合わせて、おすすめのアイテムを解説します。
そもそも貯金は収入と支出の差から生まれるので、お金を使わないことの重要性は非常に高いです。
ですが、なかなか自炊へのモチベーションが上がらず行動できていないという人もいるのではないでしょうか。
そんなときは、お気に入りのアイテムを見つけるのも一つの手です。
一時的な出費があったとしても支出を抑えることに繋がるアイテムは、長い目で見れば数十万円の支出削減になります。
どういうことかと言うと3,000円払い、10,000円分の得をするといった感じです。
自炊がどのくらい支出削減に効果があるのか解説しつつ、おすすめのアイテムも紹介していきますので参考にしてみてください。
調理器具
皆さんは自炊していますか。
私は一人暮らしをしていた時ほぼ自炊をしたことがなく、当時かかっていた食費は月に4～5万円でした。
それでもスーパーのお惣菜やリーズナブルな定食屋など比較的、食費は抑えていたつもりです。
一方で結婚し自炊をするようになってからは、一人あたり食費は3万円くらいで済むようになりました。
今になって考えてみれば当然のことで、外食（お惣菜なども含む）には「人件費」「店舗の家賃」「水道光熱費」「お店の利益」など様々なものが含まれた金額で設定されているので自炊より割高です。
もちろん自炊と外食を組み合わせるなど、それぞれの世帯で変数はあると思いますが下記に一例を紹介します。
| ①全て外食の場合 | ②半々の場合 | ③全て自炊の場合 | 差額 | 備考 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ① – ② | ① – ③ | ② – ③ | |||||
| 朝食 | 15,000 | 10,500 | 6,000 | 4,500 | 9,000 | 4,500 | 外食500円/日、自炊200円/日で計算 |
| 昼食 | 30,000 | 19,500 | 9,000 | 10,500 | 21,000 | 10,500 | 外食1,000円/日、自炊300円/日で計算 |
| 夕食 | 45,000 | 31,500 | 18,000 | 13,500 | 27,000 | 13,500 | 外食1,500円/日、自炊600円/日で計算 |
| 飲料 | 4,500 | 2,295 | 90 | 2,205 | 4,410 | 2,205 | ペットボトル150円、水筒3円で計算 |
| 合計 | 94,500 | 63,795 | 33,090 | 30,705 | 61,410 | 30,705 | |
※職場での昼食代については、次のテーマで詳しく紹介します。
毎日のように外食やコンビニ弁当などで食事を済ませるのと比べると、自炊は圧倒的に食費を抑えられます。
そんな有能な自炊を継続するためにもおすすめしたいのが調理器具です。
調理器具と言っても幅広いですが、皆さん個人の好みで選ぶのが良いと思います。
例えばお米が好きな人であれば、今よりグレードの高い炊飯器を買って自炊したくなるように自分のモチベーションを上げるといった感じです。
- 炊飯器
- 自動調理家電（ホットクックなど）
- オーブンレンジ
- 食器
- 包丁
調理器具を買うには初期費用が必要ですが数カ月以内には元が取れ、それ以降はどんどんプラスになっていきます。
結果的に外食の頻度が減り、食費が大幅に削減できるわけです。
私が買ってよかったと思った調理器具を下記に紹介しておきますので、参考にしてみてください。
ちなみに我が家で使っているのは旧モデルの方です。
【炊飯器】
炎舞炊き NW-NA10（現行モデル）
炎舞炊き NW-PV10（旧モデル）
【自動調理家電】
ヘルシオ ホットクック KN-HW24H（現行モデル）
ヘルシオ ホットクック KN-HW24G（旧モデル）
【オーブンレンジ】
オーブンレンジ NE-MS4C（現行モデル）
オーブンレンジ NE-MS4B-K（旧モデル）
ぜひ皆さんもお気に入りの自炊アイテムを見つけてもらえたらと思います。
お弁当箱
2つ目は手作りのお弁当です。
1つ目に紹介した調理器具から繋がる部分もありますが、仕事に行くとき手作りのお弁当を持って行くことで食費を大きく抑えられます。
職場に行き昼食を外食で済ませたら、1回あたり1,000円くらいかかるかと思います。
一方お弁当を持参すれば300円程度になるので、昼食代が約1/3になります。
安くなるのはわかるけど、お弁当なんてつくるのが大変でやっていないという人も多いかと思います。
そこでおすすめしたいのは自炊した際、多めに作ってそれをお弁当として持って行くやり方です。
特に朝は仕事行くための準備等で忙しいと思うので前日の夜にお弁当を作っておき、冷蔵庫に保管しておくと朝は取り出すだけで済むのでおすすめです。
ちなみに我が家はこの方法でやっています。
【お弁当箱】
真空断熱スープランチセット JEE-800 ダークグレー(DGY)
水筒
3つ目は水筒です。
水筒も基本的な考え方はこれまでと同じです。
コンビニで500mlのペットボトルを買おうとすれば、1本150円くらいはするので単純計算で1ヵ月あたり4,500円（150円×30日）です。
一方、自宅でお茶を入れれば数円で済むので、もし水筒を新しく買ったとしても１カ月もあれば元が取れます。
例えば、伊藤園の香り薫るむぎ茶 ティーバッグ 7.5g×54袋 [ティーバッグ]の場合、250円程度で買うことができます。
1袋で1,000ml 作ることができるので、500mlの水筒2杯分です。
これを計算すると下記のようになります。
（54袋×1,000ml）/500ml＝108杯
約250円で水筒108杯分作れるので、1回にかかるお金は2.3円です。
水道代や光熱費を考えても、ペットボトルを買うより水筒を活用した方が圧倒的にコストを抑えることができます。
【水筒】
投資に回した場合
今回紹介した「自炊（手作りのお弁当）」「水筒」によって、削減できる食費は下記の通りです。
| ①全て外食の場合 | ②半々の場合 | ③全て自炊の場合 | 差額 | 備考 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ① – ② | ① – ③ | ② – ③ | |||||
| 朝食 | 15,000 | 10,500 | 6,000 | 4,500 | 9,000 | 4,500 | 外食500円/日、自炊200円/日で計算 |
| 昼食 | 30,000 | 19,500 | 9,000 | 10,500 | 21,000 | 10,500 | 外食1,000円/日、自炊300円/日で計算 |
| 夕食 | 45,000 | 31,500 | 18,000 | 13,500 | 27,000 | 13,500 | 外食1,500円/日、自炊600円/日で計算 |
| 飲料 | 4,500 | 2,295 | 90 | 2,205 | 4,410 | 2,205 | ペットボトル150円、水筒3円で計算 |
| 合計 | 94,500 | 63,795 | 33,090 | 30,705 | 61,410 | 30,705 | |
「①全て外食したケース」と「③全て自炊したケース」では、月あたり約1万円も差が生まれます。
もちろんこれら浮いたお金を貯金してもいいですが、これを米国株や全世界株のインデックスファンドに20年間（利回り5％）積み立て投資した場合、下記のように約2,500万円近くまで成長する可能性があります。
出典：全て外食している人がいきなり全てを自炊するのは、ハードルが高いと感じこともあるでしょう。
そんなときは3日に1回自炊してみるなど、ハードルを下げて徐々に慣れていくのも良い方法です。
僕も少しずつ自炊の日を増やしていこう
まとめ
今回は自炊の食費削減の効果と合わせて、おすすめのアイテムを解説しました。
- 調理器具
- お弁当箱
- 水筒
- 投資に回した場合
自炊に食費を抑える効果があることは、なんとなく感じていた人も多いかと思います。
外食メインから自炊メインに切り替えていったときの金銭的メリットは、無視できない金額です。
自炊は継続してこそより効果が発揮されるので、皆さんもお気に入りのアイテムを見つけてみてはいかがでしょうか。
今回の内容が自炊にトライできていない人のヒントになればと思います。
以上、本記事が少しでも参考になれば幸いです。
