僕もあんな風になれたらいいのになって思うけど、いつもしっくりこない服装になっちゃうんだよね…
今回は『最速でおしゃれに見せる方法』という書籍について紹介します。
この書籍を読んだきっかけは、ファッション業界に勤めている友人からの勧めです。
今までファッションはセンスだと考えていましたが、この書籍を読んだ後180度考え方が変わりました。
実はファッションにはセオリーが存在し、論理的に「おしゃれ」と「ダサい」を説明できると言うのです。
皆さんの周りに何故かわからないけど違和感のあるファッションをしている人いませんか?そして自分自身は変なファッションになっていないか、不安に思ったことはありませんか?
私はこの書籍を読んで、ファッションとマジックに似た部分を感じました。
マジックはタネも仕掛けもありませんと言いながら観客の視線を逸らしますが、実際はタネや仕掛けがあるというのは皆さんご存じの通りです。
つまり意図的に起こされたことであり、偶然ではありません。
そしてファッションも同じように、おしゃれには理由が存在するというわけです。
別におしゃれになりたいと思っていない人でも、私たちの生活には「仕事」「デート」「冠婚葬祭」などTPOが存在します。
TPOにあった服装をするためにも基礎知識は必要です。
これからおしゃれになりたいと思っている人はもちろんですが、せめてダサいと思われたくない人は参考になる内容だと思います。
- おしゃれな人が少ない理由
- バランスが最重要な理由
- ドレス7 : カジュアル3の法則
- ファッションを3分割で考える
おしゃれな人が少ない理由

スタイルの違い
まず初めに語られているのはスタイルの違いです。
洋服は海外発祥であり、我々日本人が身に付けることを前提に作られていません。
つまり顔の小さく、足が長い人に合うように作られているのが洋服というわけです。
一方、我々日本人の多くは、「足が短く」「胴が長く」「童顔」です。
そんな我々の体形に適しているのは、日本発祥の和服というわけです。
だからと言って仕事や友達と遊びに行くとき、常に和服を着て出かけるのは現実的ではありませんよね。
洋服を着こなすには不利な体形であるからこそ、知識でカバーする必要があるというのは非常に納得がいきました。
アメリカの影響
おしゃれな人が少ない理由の2つ目として挙げられていたのが、アメリカの影響を大きく受けている点です。
映画やドラマ、音楽などアメリカのカルチャーに触れる機会が多く、アメリカンカジュアル(アメカジ)の影響を大きく受けています。
だってカッコいいですよね。私も洋画をよく観ます。
例えばトップガンやワイルド・スピードはアメカジファッション全開です。
つまりおしゃれな洋服を思い浮かべるとき、潜在的にアメカジよりになってしまうわけです。
皆さんもジーンズやTシャツ、パーカー、スニーカーといった、アイテムがいくつも思い浮かんだのではないでしょうか。
ですがもう一つ忘れてはならないのがヨーロッパの「ヨーロピアンドレス」です。
ドレスアイテムはテイラードジャケットやシャツ、スラックスなど、フォーマルなシーンで身に付けることが多いアイテムです。
007のジェームズ・ボンドをイメージしてもらうとわかりやすいかと思います。
詳しくはこの後紹介しますが、街で着る洋服は「アメリカンカジュアル」と「ヨーロピアンドレス」をミックスすることが鉄則とのことです。
「ミックス」が重要なキーワードになるので、覚えておきましょう。
おしゃれに最も重要なのはバランス

皆さんは「ヨーロピアンドレス」と「アメリカンカジュアル」をどのように使っていますか。
- 日常生活・・・アメリカンカジュアル
- 仕事、冠婚葬祭・・・ヨーロピアンドレス
上記のような感じでしょうか?
しかしこれではバランスがとれていません。
上記のような着こなしだと「ドレス100%の日」と「カジュアル100%の日」で二極化しているからです。
つまりデートや友人と出かけたりするシーンというのは、フォーマルとカジュアルの間に存在します。
「アメリカンカジュアル」と「ヨーロピアンドレス」をミックスして使うことこそが、街着としてのおしゃれになるというわけです。
例えばデートでおしゃれなレストランに行く際、ジーンズにTシャツ、スニーカーではかなりラフな服装になりミスマッチです。
逆にアウトドアに出かけるのに、スーツを着ていくのもミスマッチと言えるでしょう。
特に男性はバランスを意識することなく、特定のアイテムに固執しすぎる傾向があります。
- スニーカー
- 時計
- ジーンズ
確かに本屋さんで男性向け雑誌のコーナーを見てみると、腕時計やデニム、レザーなど何かに特化した雑誌を沢山見かけます。
単体ではかっこよくてもバランスがとれているかは別の話です。
つまりTPOに合っていないとおしゃれという評価どころか、あの人の服装なんか変だよねと思われてしまうわけです。
大事なのはバランスなんだね!
ドレス7:カジュアル3を意識する

ドレスとカジュアルの比率
ではどのようにすれば最適なバランスがとれるのか。
それは下記の通りです。
ドレス7 : カジュアル3
上記のバランスでコーディネートを組むと適度な大人っぽさが生まれ、おしゃれな人という評価になりやすいそうです。
ドレスが大人っぽさを生み出してくれるのであれば、ドレスを100%にしたらいいのではと思うかもしれません。
しかしそれでは、仕事感やパーティー感が強くなりすぎてしまいます。
普段の街着では少しだけカジュアルの要素を加え、中和させるとちょうどいいバランスが出来上がります。
下記の表を使いながら「ドレスなアイテム」と「カジュアルなアイテム」の特徴を見ていきましょう。
シルエット | 色 | 素材 | |
---|---|---|---|
ドレス | タイト(細) | モノトーン | ツヤ |
カジュアル | ルーズ(太) | カラフル | マット |
おしゃれに見せるシルエット
おしゃれに見せるポイントとして、シルエットという考え方があります。
おしゃれに見えるシルエットは、以下の3つです。
- Iライン・・・上半身「細」、下半身「細」
- Aライン・・・上半身「細」、下半身「太」
- Yライン・・・上半身「太」、下半身「細」
この3つのシルエットに当てはまらないのが上半身「太」、下半身「太」です。
下記のようにタイトなシルエットはドレスな印象を与え、逆に太いシルエットはカジュアルな印象を与えます。
シルエット | 色 | 素材 | |
---|---|---|---|
ドレス | タイト(細) | モノトーン | ツヤ |
カジュアル | ルーズ(太) | カラフル | マット |
その証拠にオーダースーツを作るときは体のサイズを測り、自分の体形にフィットするように仕立てます。
良い悪いではなく細くてタイトなものはドレスの印象を与え、太くてルーズなものはカジュアルな印象を与えてくれるということを覚えておきましょう。
おしゃれに見せる色
おしゃれに見せるポイントの2つ目は色です。
先ほどの表をもう一度確認してみましょう。
シルエット | 色 | 素材 | |
---|---|---|---|
ドレス | タイト(細) | モノトーン | ツヤ |
カジュアル | ルーズ(太) | カラフル | マット |
例えば黒と赤で色違いのジャケットがあった場合、ドレスな印象が強いのは黒です。
皆さんも冠婚葬祭に行くとき、黒のスーツなど暗い色のものを着用していると思います。
コーディネート全体でカラフルな色を1色までにするとドレス7:カジュアル3を作りやすくなります。
ここでは先ほどのシルエットと同じように、色によってもドレスとカジュアルがあることをおさえておきましょう。
早速クローゼットを確認してみるよ!
おしゃれに見せる素材
おしゃれに見せるポイント3つ目は素材です。
3度目の登場になる下記の表をみてみましょう。
シルエット | 色 | 素材 | |
---|---|---|---|
ドレス | タイト(細) | モノトーン | ツヤ |
カジュアル | ルーズ(太) | カラフル | マット |
ドレスとカジュアルの印象を与える要素は素材にもあります。
ツヤのある素材はドレスな印象を与え、マットな素材はカジュアルな印象を与えます。
シルクやキュプラなどツヤのある素材は、スーツやネクタイに使われていますよね。
ツヤのある素材は糸が細いのが特徴です。
スーツやシャツのタグを見てみると、「Super100’s」と表記されていたりしますが、数字が大きくなればなるほど細い糸が使用されています。
逆にカジュアルな印象の素材はシワがあったり、ダメージがあったりします。
ジーンズなどがわかりやすい例ですが、糸が太いとマットな質感になります。
中間的なアイテム
ここまでドレスとカジュアルアイテムの特徴を紹介してきました。
しかし世の中には、どちらの要素も併せ持つものが存在します。
例えばTシャツ一つにしても光沢のある・なしや色がモノトーンかカラフルかによっても印象が変わってきますし、デニムもスキニーかワイドでも印象はだいぶ変わります。
色を例にすると、下図のようにモノトーンとカラフルの2つだけでなく、「ダークトーン」や「ペールトーン」といった中間的な色味が存在します。

上記のような中間的なアイテムはバランサーの役割を果たしてくれるので、使い勝手のいいアイテムとして紹介されることが多くなります。
このように100%ドレス、100%カジュアルのアイテムばかりではないということを頭の片隅に入れておきましょう。
ファッションを3分割で考える

おしゃれになるための重要な法則が「ドレス7:カジュアル3」でした。
おしゃれ初心者が7:3をつくれと言われても、どうやったらいいのか迷いますよね。
そんなときは「トップス」「ボトムス」「シューズ」の3つに分けて考えると、簡単に「ドレス7:カジュアル3」をつくれるとのことです。
パターンA | パターンB | パターンC | |
---|---|---|---|
トップス | ドレス | ドレス | カジュアル |
ボトムス | ドレス | カジュアル | ドレス |
シューズ | カジュアル | ドレス | ドレス |
上記のように組み合わせると、コーディネート全体で見たときにドレスとカジュアルのバランスが7:3になります。
パターンAであれば、スーツセットアップにスニーカーといった組み合わせが代表的な例としてあげられます。
もしすべてドレスアイテムにしてしまうと仕事や冠婚葬祭っぽくなってしまいますし、逆にすべてカジュアルアイテムだとラフな着こなしなります。
自分でコーディネートを考えるときはドレス2、カジュアル1になっているか確認すると簡単にバランスが整えられるので試してみてください。
おそらく中間的アイテム(バランサー)は、ドレスなのかカジュアルなのか迷うと思います。
そんなときは難しく考えず、スーツに使われるアイテムなのか、それ以外なのかで判断してみましょう。
まとめ

今回は『最速でおしゃれに見せる方法』という書籍について紹介しました。
- おしゃれな人が少ない理由
- おしゃれに最も重要なのはバランス
- ドレス7:カジュアル3を意識する
- ファッションを3分割で考える
ファッションにとって、最重要ともいえるのがバランスです。
特定のアイテムにこだわりの強い人ほど、このことを忘れがちになってしまいます。
例えばスニーカーを何百足も持っているとか、ジーンズを極めることがおしゃれではないということです。
ぜひ皆さんも家のクローゼットと靴箱をもう一度見てみてください。
もしカジュアルなアイテムばかりだとしたら、おしゃれに必要なアイテムは「ドレスアイテム」です。
本記事で紹介した内容は私が書籍を読んで、ポイントだなと思った一部分に過ぎません。
ぜひ興味が湧いた人は、書籍を手に取ってみてください。
以上、本記事が少しでも参考になれば幸いです。