そろそろiPhoneの買い替えを検討してるんだけど、古い方のiPhoneってどうしてる?
僕はいつもApple公式の下取りサービスを使ってるんだよね…
皆さんはiPhoneを買い替えた際、それまで使っていたものをどのように処分していますか?
家に置きっぱなしにしたり、捨ててしまったりするのは非常にもったいないです。
最近はスマホが全体的に値上がりしている影響もあり、中古品でも思った以上に高値が付くことがあります。
iPhoneを売る方法は「下取り」をはじめ、「買取業者」「メルカリ」など様々あります。選択肢が多いがゆえに、どこを使えば高く売れるのかわかりにくいですよね。
特にiPhoneをはじめとするApple製品は、他社と比較してもリセールバリューが高く付きやすい傾向にあります。
しかし適切に売り場を選ばないと、本来のリセールバリューが出ないのも事実です。
そこでiPhoneを高く売るならどこがいいのか、それぞれ手間はどの程度かかるのか解説します。
今回私のiPhoneを使用して、それぞれどのくらいの買い取り額が付いたのか検証してみたので機種変更等で売却を考えている人は参考にしてみてください。
- iPhoneのリセールバリューが高い理由
- iPhoneの最適な売却方法
iPhoneのリセールバリューが高い理由

iPhoneのリセールバリューが高い主な理由を3つ紹介します。
ソフトウェアの長期サポート
例えば2024年9月にリリースされた「iOS18」は、2018年9月に発売されたiPhoneXSまで対応しています。
iPhoneの場合iOSのアップデートが約5年間は提供され、古いモデルでも機能やセキュリティをアップデートすることができるため型落ち品でも需要があります。
高い耐久性と性能
iPhoneはアルミニウムやチタン、ガラスなど高品質な素材を使用しているため耐久性が高いです。
数年使用してもボディーが劣化しにくく、飽きのこない洗練されたデザインであることも評価が高い理由です。
また iPhoneは性能が全体的に高く、当たり外れがないというのも特徴といえます。
一方androidスマホは複数の会社が開発・販売をしているため、性能が高いものもあれば低いものもあり玉石混交です。
良し悪しを見極める力がないと、使い勝手の悪いスマートフォンを掴んでしまうこともあるので注意が必要です。
Appleのブランド力
最後は日本のスマホシェア率です。
MMD研究所が2023年9月に行ったスマートフォンOSシェア調査によると下記の通りです。
iPhone利用率50.0%、Android利用率49.7%、その他利用率0.3%となっています。
また年齢層は下図の通りiPhoneは10代、20代の利用率が多く、Androidは60代の利用率が多いこともわかります。
Androidは各社が様々な端末を製造している一方、 iPhoneはAppleの1社のみです。
そのようなことも踏まえると日本でのiPhoneのシェア率は高いと言えると思います。
シェアがあるということは人気があるため、中古市場でも需要が高く例え型落ち品であっても高いリセールバリューが生まれます。

売却したiPhoneのスペック

今回私が売却したiPhoneは下記の通りです。
機種名 | iPhone12 mini |
---|---|
色 | ホワイト |
ストレージ | 128GB |
SIMロック | なし |
バッテリー最大容量 | 77% |
使用期間 | 約3年半 |
付属品 | 箱、USB-C – Lightningケーブル、マニュアル |
修理歴 | なし |
動作 | 異常なし |
本体の状態 | 良好(目立つような疵等なし) |
iPhone15に乗り換えたので、それまで使っていたiPhone12 miniを売却しました。
実際に売値としていくら付いたのか、まずはApple Trade In (下取り)から紹介します。
Apple Trade In (下取り)

Apple Trade Inとは、Apple公式の下取りサービスのことです。
新しいiPhoneを購入する際に利用することで、下取り額を新しいiPhoneの購入金額に充当できます。
一括払いを選択した場合クレジットカードから新しいiPhoneの購入金額が一旦請求されます。その後下取りが完了すると返金されるというのが大きな流れです。
分割払いの場合は下取り額分が、そのまま減額されます。
ちなみに新しいiPhoneを購入しなくても Apple Trade In自体は利用可能です。
しかし新しいiPhoneを購入せずに利用した場合、現金ではなくApple Gift Cardで受け取ることになるので注意しましょう。
自分の持っているiPhone12 miniを下取りに出した場合、いくらになるのか調べると約2万円でした。(2025年1月時点)
自分の持っているiPhoneの下取り価格を知りたい場合は、下記の方法で確認できます。
- iPhoneで「設定」→「一般」→「情報」の順に選択する
- シリアル番号を長押しでコピーする確認する
- Apple Storeオンラインを開く
- 購入したいiPhoneを選択し、購入画面を開く
- Trade In → 「iPhoneのモデルを選ぶ」を押す
- シリアル番号を入力する
Apple Trade In (下取り)の主なメリット・デメリットを簡単にまとめておくと下記の通りです。
【メリット】
- Apple公式のサービスなので安心感がある
- 新しいiPhoneの購入と同時に申し込みができる
- 付属品(箱や充電ケーブル)が不要
- 現金で返金される
一括払い:支払方法経由で返金
分割払い(ペイディ):機種代金から値引き - キャリアで購入したiPhoneも下取りに出せる
- 集荷に来てくれる
【デメリット】
- 他の売却方法より安い傾向にある
- 100円に減額される場合がある(減額の場合、下取りキャンセル可能)
- 返金までに約2〜3週間かかる
- 新しいiPhoneが届いてから14日以内に送付する必要がある
- iPhoneの初期化を自分で行う必要がある
Apple Trade In (下取り)は公式が提供しているサービスなので安心感のある点が、他のサービスと大きく異なる点です。(参考:Apple Trade In – Apple(日本))
売却価格については最低ラインを超えているものの、良くも悪くも並みレベルといった印象です。
買取業者

次はiPhoneの買取を行っている業者に売却したケースを見ていきたいと思います。
買取業者3社に実機を確認してもらい見積もりを取りました。(2025年1月時点)
- A社・・・約2.5万円
- B社・・・約2万円
- C社・・・約0.8万円
上記の通り、買取業者によって金額に大きな差があります。
一番高い値段を付けてくれたA社と、一番低い値段だったC社を比較すると17,000円の差があります。
そしてB社は先ほどの Apple Trade In (下取り)の値段とほぼ同じでした。
C社の値段が著しく低い理由は、「バッテリーの劣化」に対する査定が厳しいことが原因です。
ちなみに今回見積もりをお願いした3社とも外装面は非常に綺麗だという評価でした。
今回私は実店舗で査定をお願いしましたが同じ製品でも買い取り先によって、金額が大きく違ったので改めて相見積もりの重要性を感じました。
買取業者の主なメリット・デメリットを簡単にまとめておくと下記の通りです。
【メリット】
- 売り先が決まれば、すぐに現金化できる
- iPhoneの初期化をサポートしてくれるところもある
【デメリット】
- 相見積もりを取るのに手間がかかる
- 付属品の有無で査定価格が変わるところもある
買取業者を利用することで、Apple Trade In (下取り)よりも高く売れる可能性があります。
利用する際は、相見積もりを忘れないようにしましょう。
もし家の近くに買取業者がない場合は、下記のような郵送で売却することも可能です。
メルカリ

最後はメルカリです。
個人が商品を販売できるフリマアプリはいくつかありますが、その中でも利用者が多いのがメルカリです。
結論を先に言うと手数料や送料を差し引いても3万円以上の利益が出る値段で設定し、メルカリで売却しました。
メルカリ・買取業者・Apple Trade In (下取り)の3つを並べると下記のようになります。
なおメルカリは、手数料と送料を差し引いた金額を記載しています。
実質売却価格 | ||
---|---|---|
Apple Trade In (下取り) | 約2万円 | |
買取業者 | A社 | 約2.5万円 |
B社 | 約2万円 | |
C社 | 約0.8万円 | |
メルカリ | 約3万円 |
メルカリは付属品の有無なども売却価格に影響するので、箱も含めて保管しておくのがおすすめです。
メルカリの主なメリット・デメリットを簡単にまとめておくと下記の通りです。
【メリット】
- 利用者が多いので、買い手が見つかりやすい
- 販売価格を自分で決められる
- 高値で売れやすい
【デメリット】
- ・品や発送の手間がかかる
- ・Phoneの初期化は基本的に自分で行う必要がある
(有料で「あんしんデータ消去」サービスを提供)
メルカリでの売却は出品や発送の手間がかかるものの、他と比べても高い価格で売れる可能性があります。
下記の記事で、メルカリで高く売るコツを解説していますので、合わせて参考にしてもらえればと思います。

まとめ

iPhone高く売る方法!メルカリ・買取業者・Apple Trade In (下取り)どれが最適解?について解説しました。
- iPhoneのリセールバリューが高い理由
- Apple Trade In (下取り)
- 買取業者
- メルカリ
特にiPhoneをはじめとするApple製品は、他社と比較してもリセールバリューが高く付きやすい傾向にあります。
しかし適切に売り場を選ばないと、本来のリセールバリューが出ないのでもったいないです。
今回紹介したApple Trade In (下取り)、買取業者、メルカリは、それぞれメリット・デメリットがあります。
使わなくなったスマホは売却することで、実質的な利用コストを下げることができます。
以上、本記事が少しでも参考になれば幸いです。

