適切に見直せれば固定費を下げることができるから解説するね!
本記事では「電気」と「都市ガス」の見直し方について解説します。
早速ですが、皆さんは電気自由化(2016年4月から)とガス自由化(2017年4月から)を知っていますか?
毎月の使用量にもよりますが、適切に見直せば年間で1万円程度安くなる可能性があります。
申し込みはネットで出来る上、一度見直しをすれば効果が続きます。
見直しは持ち家でも賃貸でもできるので、ぜひこの機会に見直しましょう。
- 電気・都市ガスの乗り換え手順
- 乗り換え先を探す方法
- 乗り換えに関してよくある疑問
乗り換えるための3ステップ
ステップ1:現状を把握する
電気と都市ガスについて、それぞれ「毎月の使用量」と「毎月の支払料金」を確認します。
シミュレーションに必要なので正確に把握しておきましょう。
どちらも検針票や契約会社のマイページなどから確認できます。
春夏秋冬の各1ヵ月ずつわかるといいでしょう。(4月、8月、11月、1月など)
ステップ2: 料金をシミュレーションする
「ステップ1」で把握した「毎月の使用量」と「毎月の支払料金」を基に、乗り換えでどのくらい節約できるのかシミュレーションを行います。
シミュレーションは一括比較できるエネチェンジがおすすめです。
住んでいる地域やライフスタイルを入力するとお得な電力会社のプランが表示されます。
出典:エネチェンジ
表示されるプランの中には「契約期間」や「解約金」を設けているものもあるので注意しましょう。
ステップ3: 新しく契約する会社に申し込みをする
シミュレーションで自分に最適なプランを選ぶことができたら、ネットから申し込みを行います。
なお現在利用中の電力会社への連絡は、乗り換え先の会社が連絡してくれるので原則不要です。
(ただし電力自由化前のプランに申し込む場合は、現在契約中の会社へ連絡が必要な場合もあります)
電気の契約先が切り替わるまでの期間は、スマートメーターが設置されているかによって変わってきます。
- スマートメーターが設置済み:最短4日程度
- スマートメーターへの交換工事が必要:2~3週間程度
具体的な切り替え日について確認したい場合は、切り替え先の会社に確認してみてください。
電気・都市ガスの乗り換え先を探す方法
乗り換え先を探す場合はエネチェンジなど一括見積りサイトを使うのがおすすめです。
どの会社の料金プランがお得になるかは、下記のような条件によって異なってくるからです。
- 提供エリア
- 使用量
- ライフスタイル
エネチェンジは、「居住地域・世帯人数・ライフスタイル・現在の電気代やガス代」を入力するとプランを提示してくれます。
ちなみに私は電気とガスについて以下の通り契約しています。
エネチェンジなどを活用しても自分に合うところが見つけられないという人は、選択肢の一つとしてみてください。
- 電気:東京電力(従量電灯B)
→燃料費調整単価の算定に用いる平均燃料価格に上限を設けています。
ちなみに過去の契約先は下記の通りです。
東京電力(スタンダードS)→エルピオガス(新スタンダードプランライト)→東京ガス(基本プラン)
- ガス:エルピオガス(スタンダードプラン)
→東京ガス(一般料金)より安い価格が設定されています。
ちなみに過去の契約先は下記の通りです。
東京電力(とくとくガスプラン)
電気・都市ガスの乗り換えに関してよくある疑問
疑問1:スマートメーターとは?
スマートメーターは電気使用量をカウントする電力メーターで、電力会社を乗り換えるためにはこの新しいメーターが必要になります。
もしスマートメーターが設置されていない場合は乗り換え先の電力会社に申し込みをした後、電力会社から交換工事の連絡があります。
なおスマートメーターへの交換は原則無料です。
【通信機能を持つ】
スマートメーターは電気使用量データを送信し、受け取った送配電事業者から小売電気事業者に通知しています。
【30分ごとに電気使用量を計測できる】
これまでは検針日に電力会社が各家庭に訪問し、電気使用量を計測していました。
一方、スマートメーターは30分毎に計測するので、電力消費量の把握が可能になります。
【表示がデジタル式】
表示がデジタル式であることも、スマートメーターの大きな特徴です。
ただし「デジタル式のメーター」=「スマートメーター」とは限りません。通信機能を持つメーターだけをスマートメーターと呼びます。
疑問2:賃貸でも電気や都市ガスの乗り換えはできるのか?
賃貸でも多くのケースで可能です。
ただし下記のようなケースでは、乗り換えができない場合もあります。
- 大家さんが直接電気代を支払っている。
- 賃貸物件(アパートやマンション)全体で、高圧一括受電契約を電力会社と結んでいる。
毎月検針票が自分のもとに届いていれば、電力会社と直接契約していることになるので自由に乗り換えが可能です。
契約書を確認してもわからない場合は、管理会社やオーナーに確認してみましょう。
まとめ
今回の記事では、電気・都市ガス代を安くする方法について紹介しました。
- 乗り換えるための3ステップ
- 電気・都市ガスの乗り換え先を探す方法
- 電気・都市ガスの乗り換えに関してよくある疑問
毎月の使用量にもよりますが、適切に見直せば年間で1万円程度安くなる可能性があります。
電気と都市ガスも通信費(格安SIM、Wi-Fi)同様、一度見直せば継続的に固定費を抑えることができます。
この機会に「エネチェンジ」などを活用して効率よく見直しを行ってみてはいかがでしょうか。
以上、本記事が少しでも参考になれば幸いです。
出典:エネチェンジ